監視サーバーからメールサーバー(postfix)へのポート監視で定期的にwarningメッセージが表示される

【環境】

  • Rocky Linux 8.9
  • postfix-3.5.8-7.el8
  • NagiosCore 4.5.2 (check_smtpを利用)
  • 監視サーバー ホスト名のDNS登録において、正引き/逆引き名が不一致である

【事象】

監視サーバーよりメールサーバーへポート監視(25/TCP)のタイミングで、
/var/log/maillog に

warning: hostname hogehoge.foo.bar does not resolve to address 203.0.113.1: Name or service not known

が定期的(ポーリング間隔)で表示される。
監視サーバーからのアクセスによるWarningメッセージは既知である為、Warningメッセージを抑制したい

【解決方法】

check_smtpは、通常のメール送信と同様のアクセスを行っている。
監視サーバー ホスト名のDNS登録において、正引き/逆引き名を同一にするのが望ましいが、不可能な場合は、

(方法1) check_tcpに変更する。但し、3ハンドシェークまでのチェックとなってしまうのが欠点
(方法2) メールサーバーの/etc/hosts に監視サーバー名のIPアドレス/ホスト名を登録する
           → postfix-3.5.8-7.el8 では、DNS解決に /etc/hosts も参照している
           ※ postfixの他のバージョンについては動作未確認