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25 件の検索結果

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  • systemctl edit (drop-in snippet) を使う時は、"systemctl show" で確認すべし
    サーバーに複数のIPアドレスを割り当てている場合に、明示的にListenIPアドレスを指定したい場合がある。例えば、postfixで、 inet_interfaces = 127.0.0.1, 192.168.1.1 等を設定した場合、OS再起動するとpostfixが起動に失敗するケースに遭遇する。ネットワークインターフェースがLinkUpする前に、postfixが起動してしまい、指定したIPアドレスの25/TCPポートを割当出来ない状態だ。 対応方法としては、systemdのユニットファイルを編集するのが一般的であろう。今回はpostfix.service を例として、"systemctl edit postfix.service"でユニットファイルを編集する場合について。 "systemctl edit postfix.service"で [Unit]After=network-online.target として保存すれば、今回の要件は完了する。 だがデフォルトでは、After=syslog.target network.targetとなっていて、syslog使ってないし、network-online.target があれば、(他のサービスで立ち上がるはずなので)"network.target" 不要じゃないか!と思った時、つまりは、デフォルトで記述されている場合を削除したい場合だ。 結論から言えば、著者は、"systemctl --full edit postfix.service"でしか対応しきれなかった。--full オプションは、すべての設定項目を記述する。保存先は、/etc/systemd/system/postfix.service となる。 [Service] セクションであれば、例えば、ExecStartPre=ExecStartPre=hogehogeと書けば、1行目のExecStartPre行でクリアされ、2行目の1行のみとなる。 同様の事を[Unit] セクションで行ったが、[Unit]After=After=network-online.targetとしても"network-online.target"が追記されるだけで、"syslog.target"も"network.target"も存在する。 だいぶん話が脱線してしまったが、これらの調査を行った際に利用したコマンドが、 〇 編集する場合 ・ ...

  • rsyslog にてロギングされる時刻フォーマットを変更したい
    著者が使用しているメインのLinuxディストリビューションはRockyLinuxシングルボードコンピューター(RaspberryPiやOrangePIなど)は、「Raspberry Pi OS」「Armbian」を使用している。Armbianの最新OSを使用しだしたら、rsyslogの時刻フォーマットが変更されていた。まあ、検証や調査等で他のディストリビューションを使用したりしていた時に、チラホラ見かけていたのだが。 (A) Armbian 24.2.1 bookworm で使用されているrsyslogの時刻フォーマット 2024-02-13T03:22:26.022354+00:00 orangepi5 kernel: [    4.767558] Linux version 5.10.160-legacy-rk35xx (armbian@next) (aarch64-linux-gnu-gcc (Ubuntu 11.4.0-1ubuntu1~22.04) 11.4.0, ...

  • ログに systemstats_linux: unexpected header length in /proc/net/snmp. 237 != 224 が表示される
    【環境】 OS     : Debian12 (bookworm) / ArmbianARCH : arm64Kernel: 6.6.61net-snmp: 5.9.3+dfsg-2 (arm64)  【状況】 syslogに1分おきに以下のログが書き込まれる。snmpd[1899]: systemstats_linux: unexpected header length in /proc/net/snmp. 237 != 224 googleと結構Hitする。https://github.com/net-snmp/net-snmp/issues/786https://bugs.debian.org/cgi-bin/bugreport.cgi?bug=1069087 debianのログレポートでは、6.6.Xから表示されていたとの書込みされていた。既に新しいVersionでfixされているようだが、パッケージを使用しているので、パッケージ側で対応されるまで静観する事としたが、あまりにもログが出すぎるので、rsyslogのフィルター機能を使ってログ出力を抑制した。 【対応手法】 # ...

  • netplanでIPv6が割り当てられないよう(無効)にしたい
    【環境】 Armbian 25.2.2 bookworm  - debian 12 bookworm   SingleBoardConputer(SBC) では、(私の場合)debianベースを使う事が多いが、(デフォルトの)ネットワーク設定アプリケーションが頻繁に変更されているように感じる。 現在使っている Armbianでは、systemd-networkd.service がベースで、外部アプリnetplanと連携している 今回接続しているNetworkセグメントでは、RA (Router Advertisement; ルータ広告)が飛んでいるのでnetplanで明示的に(使用しない事を)設定しないと、IPv6が割り当てられてしまう以下の赤字を追記して、反映させればIPv6は割当されない。 $ cat /etc/netplan/armbian.yamlnetwork:  version: 2  renderer: networkd  ethernets:  ...

  • hostnameコマンドを実行すると、「hostname: System error」と表示される
    【環境】 Armbian 25.2.2 bookworm-  Debian 12 (bookworm) 【現象】 hostnameコマンドを引数を渡して実行すると、エラーメッセージが表示され結果が表示されない。 $ hostname -fhostname: System error$ hostname --longhostname: System error$ hostname -ihostname: System error 【対処方法】 /etc/hosts にて、127.0.1.1 の行を修正/追加する127.0.1.1 ...