PCを自宅サーバーとして1か月立ち上げ続けた場合の電気代
これから自宅サーバーを立ち上げようと思っている人への参考情報としてですが。。。
結論から言うと、PC1台を24時間起動しっぱなしで、1か月稼働した場合の電気料金は、約2800円です。
※ あくまで概算値。(力率を計測していない)
計算式は、
電気代 = 1時間あたりの消費電力(kW)×使用時間(時間)×料金単価(円/kWh)
・全国家庭電気製品公正取引協議会が提示する電力料金の目安単価は、27円/kWh
https://www.eftc.or.jp/qa/qa_pdf.pdf
電圧 103.8V (デジタルテスターで計測)
力率 1.0 (計測機が無いので暫定値)
電流 クランプ式計測器とワットチェッカーで測定
電力(W) = 電圧 × 電流 × 力率 (計測タイミングは同時ではない)
【サーバー周りの機器】
A. 自作PC (400W電源) ※ゲームPCではなく普段使いのPC。 1.08A (112.1W)
B. 24ポートSWHUB 0.25A (25.9W)
C. ホームゲートウェイ (5W) ※ワットチェッカー測定
この構成で、合計 112.1W + 25.9W + 5W = 143W
電気代 = 1時間あたりの消費電力(143W ÷ 1000 [kw])×使用時間(24時間×31日)×料金単価(27円/kWh)
= 2872.584 円
※ PC1台だけの計算(112.1W)だと、2251.8 円
結構な費用がかかる。
公開WEBサーバー程度であれば、低価格のレンタルサーバー(1000円~1500円/月)を借りたほうが安くあがり。(売れっ子サイトでもない限り)
※ レンタルサーバーもピンキリ。AWSやAzureは従量課金制なので、個人利用ではかなり敷居が高い。
「公開自宅サーバー」を立ち上げるメリットもある。
・NWも含めた自己学習(自己投資)
・複数のサーバーを立ち上げる場合
→ レンタルサーバーを複数契約するとコストがかかるので、仮想化ソフトを利用する
・OSをクリーンインストールできる
・HDD割当量も自由自在
自宅内のローカルサーバーとして「ファイルサーバー」を稼働させているが、
こちらは電気代節約の為に、色々と手を入れている。
例えば、
・就寝時間帯は、稼働させておく必要がないので、深夜00:00に自動電源OFF(shutdown)するようにしている。
・外出時(自宅不在時)も、家を出る前に電源OFF操作が面倒などで、RASPIで赤外線センサーや普段使い用PCが電源OFF状態かをチェックして、
ファイルサーバーに対して、リモートシャットダウンを行う。
ちなみにRASPIの電力量は未計測だが、ググると60円/月 程度らしい。