急遽決めた室蘭へ・・・
朝目覚めると、明日には東京へ帰らなければならない自分に自己嫌悪していた。
仕事に行っている時の時間と旅行している時の時間の経ち方がかなり違う。
それだけ、仕事に情熱が無いのだろう・・・
でもって、残す1日をどう過ごすか・・
せっかく、北海道フリー切符を使い倒すには、まだまだ電車に乗らないとと思いつつ、どこへ行くかをネットで検索。
札幌というと、時計台や公園などあるけど、前回行ってるしなぁ。
あ!!!!!!
ここでコナンフリークである管理人が決断したのは、「室蘭に行こう!」だった。
知っている人もいるだろうが、室蘭は「映画 銀翼の奇術師」で室蘭のある埠頭に飛行機を蘭が緊急着陸をさせる場所であった。
管理人は早々に着替え、いざ室蘭へ出発することになる。
地下鉄・JRを経て室蘭へ到着したが、やはり生憎の天気。今回は天候がかなり悪い。
室蘭へ到着すると、駅から出て散歩を行った。
駅の外には、案内板があり「白鳥大橋」や「イルカくじらウオッチング」が書かれていた。
到着した頃には、とっくにお昼を過ぎていて、お腹もすいている。
しかし室蘭駅前。はっきりいって、何もない
あるのは、回転すし屋ぐらいかな。あと、ちょっと歩いた所にスーパはあり、その中にマックがありそう(看板を見て)
うーーん。ここまできてマックかぁ。と思いつつお茶でがまん
さてお目当ての崎守埠頭へはどういけば・・・と思いつつ、バス乗り場へ行く。
バスで白鳥大橋を渡るバスがあれば良いなぁと思っていたけど、時刻表を見ても、それらしい
バスがない。路線図には白鳥大橋の系統があるのだが、どうも室蘭からでは無く東室蘭からはあるみたいである。
今度は、JR構内へ入り路線図を見る。あ!「崎守」という駅あるじゃん!
いいや、崎守へ行こう!と白鳥大橋の事は忘れて、いざ崎守埠頭へ・・・
崎守駅についた管理人は、「はぁ」とため息をついた。
埠頭だから何もないと分かっていたが、本当に何もない。腹が減ってる管理人。やっぱりお茶で空腹を満たす以外に方法はなかった。
崎守駅から埠頭のほうを見渡すと、結構近いように感じた(駅はちょっと高台に位置している)
崎守駅の階段を下りて、すぐバス乗り場があったが、時刻表だけで路線図がない。
しょうがない。歩いていくかぁと小雨の中を歩いて行く事にしたのだった。
しかし埠頭はでかい。確かに朝ネットで見たけど、崎守埠頭だの新日鉄埠頭だの、この辺は集中している
崎守埠頭ってどのへんだろう?ととことこ歩いて行く事にした。
歩いていく中、線路(民間線)を境に車が何台か埠頭の海の方へ向かっている。
あの辺かなぁと思いつつも、どこからその埠頭へ(線路を渡る事ができる)行けるのだろうとさらに歩く。
おそらくこんだけ歩いたのは今年初だろうなんて思いながら歩いていくと、踏み切りがあって、渡れそう。
でも渡った先の所に「関係者以外立ち入り禁止」の看板がある。げぇぇぇ~。
ここまで来たのに!と思っていると200M先ぐらいに守衛の方がいる様子。
ちょっと、ここからでは無理だなぁ。と思ってさらに先の踏み切りまで歩くことにする。
白鳥大橋が見えてきて、あぁ、この辺だなと思い踏み切りを超えようとするも、そこにも「関係者以外立ち入り禁止」の看板が・・・
もういい。「ちょっとぐらい怒られてもいいや」なんて思った管理人は、海の方へと歩いていく。
おそらくこれは不法侵入なんだろうが。
海の所までくると、頭のなかに「映画 銀翼の奇術師」が走馬灯のように脳路を横切っていた。
「ここかぁ・・・」ちょっと感動である。
しかし、映画の中でも灰原哀が言っていた「滑走距離が足りないわ」という言葉。
まさしく足りない。コナンも「距離にしてXXKmだろう」なんて言っていたけど、どうがんばっても
1.5Kmぐらいしか無いよ。
こんなところジャンボを下ろすのは無理無理。っていうか有視界飛行で1発でこんなところに下ろせるはずがない。
(また、管理人のFS2004だけの知識だけで分かっているような気になっている)
とりあえず、小雨だが傘を一旦たたんで、カメラのシャッターを切る。
でも、これはこれで感動ものであるが・・・
○タンカー・材木が置いてあったけど・・・
○目暮警部後方の電灯とクレーン
○砂山(実際にはチップ(木のくず)なんだけど
○最後のスタッフロール時に実際の場所が収録されている。
私が撮影した反対の場所からのビューですね。
この映像は、実際に飛行機を着陸させたわけでは無く、ラジコン飛行機にカメラを搭載して撮影した
映像らしいです。会心の出来ですよね・・・
一通り撮り終わると、「撤収!」ってな感じで、そそくさと埠頭を後にする。
帰り道数台のバスが通るが、バス停がない。やっぱり地方の駅の区間やバスの区間って、かなりの距離がある。なんとか崎守駅に到着するも、またもや、1時間待ち。
今回は時刻表を見てはいたが、これ以上時間をつぶす所も無いのでささっと駅に行ったのが敗因。
でも、コーヒーショップやコンビニすら無かったからしょうがない。
またもやDSでゲームをしつつ時間を潰す。
この後は一度、新千歳空港へ向かう事にしていた。
まぁ、お土産を買うからである。極力荷物を少なくしたからである。今の荷物でさえ、かなりバックは重い。
これ以上重たい荷物をもって、東京まで帰りたくない。この一心である。
新千歳空港のおみやげ売り場は、かなり広い。
羽田空港も多いが分散されているので多く感じなかったが、新千歳は1箇所に集中しているのでなおさらであった。
やっぱりどこの売り場でも「白い恋人」は山積み状態であった。まぁ、定番だからねぇ。
実は新千歳に着く前に南千歳のアウトレットモールに行ってみた。
数年使い倒した旅行バッグの肩掛けのフックが取れてしまった。はっきり行って、手に握っていたのでは手が疲れてしまうので、新調しようと思い寄ってみたのだ。
閉店1時間前ぐらいだろうか、19時過ぎについた管理人は、また、ここで唖然とすることになる。
入り口の案内板では80ぐらいある店舗数があるが、いざ入ると がらーーーん としているはっきりいって客はほとんどいない。くるっと回ったが通りを歩いているので、10人も通りすぎていない。
かといって、店の中もほとんど客らしい客はいない。
これって、はっきり言って赤字だろうなぁ。確かに平日だけど、北海道のこのシーズンは観光客で平日でも多いと踏んでいたのだが。
いくつか旅行かばんを売っている店舗を見つけたが、あまり客がいないと何故か入りずらい。
それにアウトレットモールのはずなのに、どうみても有名どころのメーカばかり。
これって中古売ってるの?ってな感じ。
管理人もそうとうお腹がすいているのだが、飲食店も客があまりいなかったので入りずらいし、どうも片付けを始めている様子。
了解ってな感じで早々に撤収し、新千歳に向ったのだった。
お土産を買い捲り、紙袋いっぱいになって、札幌へ到着。最終日だし少しくらい大丈夫だろうと
とうとう札幌の回転すしやで本日初のご飯を食べたのだった。
まぁ、最悪飛行機をスライドして日曜日までに帰れれば良いか0ってな感じだった。
その後ホテルについたのは、やはり22時になる頃だった。
フロントで宅配便用の段ボールを購入。ガムテープと伝票をもらい部屋へ行き、買ったばかりのお土産と福岡で買ったお土産(これも福岡から札幌まできたんだなぁ)を箱詰めし、余った空間をもう着ないだろう着替えや服などで満たし、フロントへ持っていった。
荷物を出し終わった時、あぁあ、とうとう逃亡生活も今日で終わったと実感したときであった。
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本日までの費用計算
前日までに 101820
当日
・ジュース 360円
・地下鉄 400円
・かさ 504円
・おみやげ 8295円
・夕飯 1680円
・コンビニ 462円
合計 113521円
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フリーきっぷ 元取れてる?計算
・札幌→室蘭 4680円 特急北斗
・室蘭→崎守 350円
・崎守→南千歳 3400円 特急スーパー北斗
・南千歳→新千歳 300円
・新千歳→札幌 1340円 エアポート
計 36010/23750 利用率 151.6%