LInux対応ウイルス対策製品が少なくなった。
メールサーバー運用に辺り、「Sophos Anti-Virus for Linux Free Edition」を使っていたが、
パターンファイルがアップデート出来ない旨のログが吐かれ、調べたら既にサポート終了していた。
(有償版の)「Sophos Anti-Virus for Linux」は、2023年7且20日終了っぽい。
※ Sophos Anti-Virus (SAV for Linux)
https://support.sophos.com/support/s/article/KB-000034795?language=en_US
既に、「ClamAV」へ変更しているが、 「Sophos Anti-Virus for Linux Free Edition」に比べ、
如何せん、メモリーを消費する。
現在メールサーバーはメモリー2GBを積んでいるが、時間経過と共にメモリー使用量が増えていき、
1日1回、clamdの自動再起動が走って未使用領域が増える
と、これの繰り返し。
単純にメモリーを増やせば良いのだが、自分が契約しているレンタルサーバーベンダーの契約形態では、
アップグレードするには、CPU/MEM両方を増設しないといけない。つまり、契約料金が予算よりもかなり上がる。
現スペックからメモリーだけ増設したい場合は、リプレースしかない。
リプレースとなると、面倒くさい・・・
という事で、ウイルス対策ソフト変更の再検討に入った。
ただ、「ClamAV」を選定した時も、かなり悩んだのだが、現在、Linux対応のアンチウイルスソフトって、
個人向け製品は、ほとんどない。(私の調べ方が悪いだけかもだが。)
知名度とドキュメントやgoogleの検索Hit率(設定方法やノウハウ等)って重要で、個人のPCに入れるのであれば、
多少妥協出来ても、複数の人が利用する(個人の)メールサーバーではレベルが違う。
おかしなログを吐いた時に、googleって似たような事象を経験した人はいないか、あわよくば対策方法を書いていたり
しないかな・・・? という事だ。
ベンダーサポート力で云えば、法人向け製品が一番だろう。セキュリティ対策ソフトにかぎらず、コンシューマー向け製品の
サポートは、これまでに解決に至らなかったケースも多々ある。
まあ第1の関門は、サポートセンターへ電話がつながらない。メール等で問い合わせても、こちらが書いたメール本文全部読まず、マニュアル通りの回答をしてくる => とんちんかんな解決方法を提示してきたなどなど。
ソフトって初回起動時から分かる事と、しばらく使って分かる事がありますよね。
とあるWindows版のウイルス対策ソフト(3年版)を買ったは良いが、(私に取っては)使い勝手が良くなく、数か月で使うのを辞めた事もある。
なので、使った事がない、(私に取って)使えるかどうか、期待した機能が動作するかも分からない状態で、高価な商品は手を出しにくい。
と、このような事を考えたら、ただでさえ、LInux対応ウイルス対策製品は少なくなっているのに、さらに選択肢が少なくなってしまった。
最近、googleニュースでLinuxOSのセキュリティニュースが増えているので、セキュリティベンダーもLinux対策製品を復活させてくるかも・・・
と期待したい。